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NY円、小反発 1ドル=140円05~15銭 一時24年ぶり安値も買い直し

【NQNニューヨーク=川内資子】2日のニューヨーク外国為替市場で円相場は6営業日ぶりに小反発し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=140円05~15銭で取引を終えた。朝方に140円80銭と1998年8月以来24年ぶりの安値を付けたが、足元で急ピッチで円安が進んだ反動で次第に円の買い直しが優勢となった。

米雇用統計では非農業部門雇用者数が前月比31.5万人増と増加幅は7月(52.6万人)から縮小し、市場予想並みだった。失業率は3.7%と市場予想と7月(ともに3.5%)より高かった。米雇用は堅調を維持しているとの見方からドル買いが入り、円はこの日の安値を付ける場面があった。半面、米労働市場の逼迫が和らぎつつあるとの見方から円買い・ドル売りも出て、相場は方向感を欠いた。

足元で急速に円安・ドル高が進んだ反動もあり、次第に持ち高調整や利益確定目的の円買い・ドル売りが優勢となった。

2日午後にロシアの国営天然ガス会社のガスプロムが欧州向けガスパイプライン「ノルドストリーム」の稼働停止を延長すると発表したと伝わった。ガス不足が欧州経済に打撃を与えるとの懸念から投資家のリスク回避姿勢が強まった。低金利通貨でリスク回避時に買われやすい円を支えた。

円の高値は139円90銭だった。

円は対ユーロで反落し、前日比20銭円安・ユーロ高の1ユーロ=139円55~65銭で取引を終えた。朝方はロシアによる欧州への天然ガスの供給再開の期待から円売り・ユーロ買いが先行した。円は朝方に一時140円75銭とほぼ1カ月ぶりの安値を付けた。だが、ノルドストリームの稼働停止の延長が伝わると、円買い・ユーロ売りが膨らみ円相場は下げ幅を縮めた。

ユーロはドルに対して小反発し、前日比0.0010ドル高の1ユーロ=0.9950~60ドルだった。ロシアによる欧州への天然ガスの供給再開への期待からユーロ買いが先行したが、ガスプロムによる発表が伝わるとユーロ売りが勢いを増した。

ユーロの高値は1.0033ドル、安値は0.9946ドルだった。

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