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NY円、続伸 1ドル=135円15~25銭 米長期金利の低下で円買い

【NQNニューヨーク=戸部実華】1日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸し、前日比55銭円高・ドル安の1ドル=135円15~25銭で取引を終えた。米経済の減速を示す経済指標を受け、米長期金利が大幅に低下した。日米金利差の縮小を受けた円買い・ドル売りが優勢になった。

1日発表の6月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は53.0と2020年6月以来の低水準となり、市場予想(54.3)も下回った。個別項目では「新規受注」が急低下した。5月の米建設支出も前月比で増加を見込んだ市場予想に反して減った。足元で米経済の減速を示す経済指標の発表が相次いでおり、景気懸念が強まった。

アトランタ連銀が月次統計をもとに米実質国内総生産(GDP)を予測する「GDPナウ」は1日、4~6月期の経済成長率を前期比年率2.1%減に引き下げた。1~3月期に続くマイナス成長となれば「テクニカルリセッション」(景気後退)とみなされる。相対的に安全資産とされる米国債が買われ、米長期金利は一時前日比0.22%低い(債券価格は高い)2.79%と1カ月ぶりの低水準を付けた。

米国では4日に独立記念日の祝日を迎える。円相場は今週、一時は137円00銭と約24年ぶりの円安・ドル高水準を付けたこともあり、3連休を控えて持ち高調整の円買い・ドル売りが出やすかったとの指摘もあった。

円の高値は134円80銭、安値は135円55銭だった。

円は対ユーロで3日続伸し、前日比1円20銭円高・ユーロ安の1ユーロ=141円05~15銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで反落し、前日比0.0060ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.0420~30ドルで取引を終えた。欧州連合(EU)統計局が1日に発表した6月のユーロ圏の消費者物価指数(CPI)は前年同月比8.6%上昇と、伸び率は前月(8.1%上昇)から加速した。欧州中央銀行(ECB)がインフレ抑制に向けた金融引き締めを進め、欧州景気を冷やしかねないとの懸念からユーロ売り・ドル買いが優勢になった。

ユーロの安値は1.0366ドル、高値は1.0439ドルだった。

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