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NY円、続落 1ドル=136円65~75銭 一時24年ぶり安値 日米金利差拡大で

(更新)

【NQNニューヨーク=戸部実華】21日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅に続落し、前営業日の17日に比べ1円75銭円安・ドル高の1ドル=136円65~75銭で取引を終えた。一時は136円71銭と1998年10月以来、23年8カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。日米の金融政策の方向性の違いを意識した円売り・ドル買いが引き続き活発化した。

前週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)は通常の3倍となる0.75%の利上げを決め、今後もインフレ抑制に向けた大幅利上げを継続する見通しを示した。一方、日銀は17日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和の維持を決めた。市場では「円安・ドル高が一段と進む余地があるとの見方が強まった」(CIBCキャピタル・マーケッツのバイパン・ライ氏)との声が聞かれた。

21日の米長期金利は前営業日比0.06%高い(債券価格は安い)3.28%で終え、日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いも入った。前週末にかけて大きく下げた米株式相場が上昇し、ダウ工業株30種平均は641ドル高となった。投資家のリスク回避姿勢が和らいだことも、低リスク通貨とされる円の売りにつながった。

円の高値は135円92銭だった。

円は対ユーロで大幅に続落し、前営業日比2円35銭円安・ユーロ高の1ユーロ=143円90銭~144円00銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで反発し、前営業日比0.0040ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0530~40ドルで取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)が積極的な金融引き締めを進めるとの観測が強く、ユーロ買い・ドル売りが優勢だった。欧米株高もリスク選好時に買われやすいユーロ相場の上昇を支えた。

ユーロの高値は1.0566ドル、安値は1.0519ドルだった。

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