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NY円、小幅続伸 1ドル=103円45~55銭、米政策期待でドル売り

(更新)

【NQNニューヨーク=川内資子】21日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅に続伸し、前日比5銭円高・ドル安の1ドル=103円45~55銭で取引を終えた。バイデン新政権による追加経済対策への期待から投資家がリスクを取る姿勢が強まり、流動性の高いドルが対円で売られたアジアと欧州市場の流れを引き継いだ。米市場ではドルと同様に低リスク通貨とされる円にも売りが出て、円相場は上げ幅を縮めた。

バイデン氏は21日、新型コロナウイルスのワクチン供給加速に関する大統領令に署名した。20日には連邦施設でのマスク着用を義務付ける大統領令に署名しており、コロナの感染抑制に積極的に動く姿勢を明確にしている。こうした措置が米経済活動の正常化につながるとの見方も、経済対策への期待とあわせて投資家心理を上向けた。

21日発表の週間の米新規失業保険申請件数は3週ぶりに減少し、市場予想も下回った。米雇用情勢が悪化するとの懸念がやや薄れ、ドルはユーロなど幅広い通貨に対して下落した。

ただ、低リスク通貨とされる円の対ユーロなどでの下落が鮮明になるにつれて、円は対ドルで上げ幅を縮めた。

円の安値は103円66銭、高値は103円38銭だった。

円は対ユーロで反落し、前日比65銭円安・ユーロ高の1ユーロ=125円90銭~126円00銭で取引を終えた。バイデン新政権による追加経済対策やコロナ対策による景気浮揚効果への期待から、円売り・ユーロ買いが優勢となった。

欧州中央銀行(ECB)は21日の理事会で金融政策の現状維持を決めた。その後のラガルドECB総裁の記者会見の内容は新味に乏しいと受け止められ、相場の反応は目立たなかった。

ユーロはドルに対して反発し、前日比0.0065ドル高の1ユーロ=1.2165~75ドルだった。市場心理の改善を受けたドル売りが優勢だった。

ユーロの高値は1.2173ドル、安値は1.2136ドルだった。

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