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NY円、続伸 1ドル=121円80~90銭 持ち高調整や日米金利差の縮小で

(更新)

【NQNニューヨーク=古江敦子】30日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅に続伸し、前日比1円5銭の円高・ドル安となる1ドル=121円80~90銭で取引を終えた。日欧市場で進んだ持ち高調整の円買いの流れを引き継いだ。米市場では、米長期金利の低下で日米金利差の縮小を受けた円買い・ドル売りを促した。

日銀の金利抑制策の発表を受け、円は週初に125円台と2015年8月以来の円安水準をつけた。月初から10円あまり円安が進んでいた。市場では「円は短期的に売られすぎたため、月末と四半期末を前に持ち高調整や利益確定の円買い・ドル売りが続いている」(ジェフリーズのブラッド・ベクテル氏)と指摘された。

米債券市場で10年物国債利回りが前日比0.04%低い2.35%で終えたのも円買い・ドル売りを誘った。米株式相場の下落で投資家のリスク選好が和らぎ、低リスク通貨の円が買われたとの声も聞かれた。

円の高値は121円65銭、安値は122円24銭だった。

円は対ユーロで3営業日ぶりに反発し、前日比35銭円高・ユーロ安の1ユーロ=135円85~95銭で取引を終えた。ドルに対する円買いが対ユーロの円相場に波及した。

ユーロは対ドルで3日続伸し、前日比0.0075ドル高い1ユーロ=1.1155~65ドルで終えた。一時は1.1171ドルと1日以来のユーロ高水準をつけた。30日発表のドイツの消費者物価指数(CPI)が前年同月比7.3%上昇し、前月(5.1%)から加速した。欧州中央銀行(ECB)の早期利上げ観測が浮上し、ユーロが買われた。

この日の安値は1.1112ドルだった。

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