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NY円、反発 1ドル=109円35~45銭で終了 中国恒大問題でリスク回避強まる

(更新)

【NQNニューヨーク=岩本貴子】20日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発した。前週末比60銭円高・ドル安の1ドル=109円35~45銭で取引を終えた。中国の不動産大手、中国恒大集団の経営不安を背景に市場参加者が運用リスクを取る姿勢を後退させ、低リスク通貨の円が買われた。

中国恒大は過剰債務で資金繰り不安が強まっている。中国の金融や不動産市場の混乱が海外に波及する可能性が意識された。20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前週末比614ドル安で終えたこともリスク回避の円買いを招いた。米長期金利の低下も、日米金利差の縮小による円買い・ドル売りにつながった。

買い一巡後は円の上値は重かった。流動性が高いドルには資源国通貨に対してリスク回避目的の買いも入った。対円でのドル買いに波及し、円買いの勢いを和らげた。

円の高値は109円33銭、安値は109円65銭だった。

円は対ユーロで5日続伸した。前週末比70銭円高・ユーロ安の1ユーロ=128円20~30銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで横ばい。前週末と同水準の1.1720~30ドルで終えた。リスク回避姿勢が強まり、ユーロ売りが出た半面、対円でのドル売りが対ユーロにも波及し、方向感に乏しかった。

ユーロの高値は1.1736ドル、安値は1.1706ドルだった。

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