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NY円、上昇 1ドル=103円50~60銭 市場心理改善でドル売り

【NQNニューヨーク=川内資子】20日のニューヨーク外国為替市場で円相場は上昇し、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=103円50~60銭で取引を終えた。大型の米経済対策への期待や株高を背景に市場心理が上向き、流動性が高くリスク回避時に買われやすいドルの売りが優勢となった。

民主党のバイデン氏が20日、米大統領に就任した。厳戒態勢で20日昼に行われた就任式が混乱なく終わり、同氏が掲げる大型の経済対策への期待が改めて高まったとの声が聞かれた。

米株式市場では決算期待などから主要ハイテク株が買われ、ダウ工業株30種平均など主要3指数がそろって過去最高値を更新した。市場心理が上向いたのもドル売りを促した。

ただ、ドルと同様に低リスク通貨とされる円にも売りが出たため、円の上値は限られた。大型経済対策はある程度相場に織り込まれており、今後の議会との調整などの動向を慎重に見極めたいとのムードもあった。

円の高値は103円45銭、安値は103円84銭だった。

円は対ユーロで反発し、前日比70銭円高・ユーロ安の1ユーロ=125円25~35銭で取引を終えた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けてドイツなど欧州で行動制限が強化されている。ユーロ圏の景気悪化への懸念が強まり、円買い・ユーロ売りが優勢となった。

ユーロはドルに対して反落し、前日比0.0025ドル安の1ユーロ=1.2100~10ドルだった。新型コロナの感染拡大による欧州経済の減速懸念からユーロ売り・ドル買いが優勢となった。

ユーロの安値は1.2077ドル、高値は1.2117ドルだった。

カナダドルは対米ドルで上昇した。カナダ銀行(中央銀行)は20日、政策金利の据え置きを決めた。声明では新型コロナの感染拡大で1~3月期のカナダ経済が低迷すると認識を示した。ただ、コロナワクチンの普及などを理由に中期では前向きな経済見通しを示したため、カナダドル買いが優勢となった。

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