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NY円、続落 1ドル=138円90銭~139円00銭 FRB高官の相次ぐタカ派発言で

(更新)

【NQNニューヨーク=川内資子】8月31日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日続落し、前日比15銭円安・ドル高の1ドル=138円90銭~139円00銭で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの観測を背景に、円売り・ドル買いが優勢だった。

クリーブランド連銀のメスター総裁が31日の講演で、政策金利を「来年の早い時期までに4%よりやや高い水準に引き上げる必要がある」と述べた。現状(2.25~2.5%)を大きく上回る水準への利上げを示唆し、来年の利下げ転換の可能性を否定した。パウエルFRB議長が26日の講演で示したインフレ抑制を最優先する姿勢をなぞった。

31日の米債券市場で長期金利が午後に3.19%と前日終値(3.10%)から上昇し、ほぼ2カ月ぶりの高水準で終えた。日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いを促し、円は一時139円00銭まで下落した。

円相場は小高くなる場面があった。パウエル議長の前週末の講演以降、円安・ドル高が急速に進んでおり、目先の利益を確定したり持ち高を調整したりする目的の円買いが入った。

円の高値は138円45銭だった。

円は対ユーロで4日続落し、前日比70銭円安・ユーロ高の1ユーロ=139円65~75銭で取引を終えた。31日発表の8月のユーロ圏の消費者物価指数が前年同月比で市場予想を上回って上昇した。欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーでドイツ連邦銀行(中銀)のナーゲル総裁が31日、「9月には力強い利上げが必要だ」と述べたと伝わった。ECBが大幅な利上げに動くとの見方が強まり、円売り・ユーロ買いが優勢となった。

ユーロはドルに対して3日続伸し、前日比0.0040ドル高の1ユーロ=1.0050~60ドルだった。ECBによる利上げ観測からユーロ買い・ドル売りが優勢だった。

ユーロの高値は1.0079ドル、安値は0.9982ドルだった。

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