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NY円、反発 1ドル=135円70~80銭で終了、米金利低下や株安で円買い

(更新)

【NQNニューヨーク=横内理恵】6月30日のニューヨーク外国為替市場で円相場は5営業日ぶりに反発し、前日比85銭円高・ドル安の1ドル=135円70~80銭で取引を終えた。米景気の減速懸念から長期金利が低下したのを受けて円が買われた。米株式相場の下落も低リスク通貨とされる円の買いを誘った。

朝方発表の5月の米個人消費支出(PCE)が前月比0.2%増と前月(0.6%増)から減速し、市場予想(0.4%増)も下回った。一方、米連邦準備理事会(FRB)が物価指標として重視するPCE物価指数は、総合指数が前年同月比6.3%上昇と高止まりした。FRBが積極的な利上げを継続し、米景気を急激に冷やすとの懸念が強まった。米長期金利は一時、前日比0.12%低い(債券価格は高い)2.97%と3週間ぶりの水準に低下し、日米金利差の縮小を受けた円買いが優勢だった。

期末のドル買い需要一巡に加え、利益確定や持ち高調整を目的とした円の買い戻しも入った。日米の金融政策の方向の違いを背景に前日には137円00銭と約24年ぶりの水準まで円安・ドル高が進んでいた。

米株式市場でダウ工業株30種平均が一時600ドル近く下げた。日本や欧州の主要株価指数も総じて下落し、投資家がリスク回避姿勢を強めたのも円の買いを誘った。

この日の円の高値は135円56銭、安値は136円30銭だった。

円は対ユーロで続伸し、前日比35銭円高・ユーロ安の1ユーロ=142円25~35銭で取引を終えた。主要国の株安を受けて対ユーロでも低リスク通貨とされる円が買われた。

ユーロは対ドルで3日ぶりに反発し、前日比0.0045ドル高い1ユーロ=1.0480~90ドルで終えた。5月の米PCEを受けて景気減速懸念が強まった。1日発表のユーロ圏の6月の消費者物価指数を受けてユーロ圏の利上げ観測が強まる可能性が意識されたのもユーロの支えだった。

ユーロの高値は1.0489ドル、安値は1.0385ドルだった。

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