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NY円、5日続落 1ドル=128円85~95銭 一時20年ぶり円安 日米金利差の拡大で

【NQNニューヨーク=古江敦子】19日のニューヨーク外国為替市場で円相場は5日続落し、前日比1円90銭の円安・ドル高となる1ドル=128円85~95銭で取引を終えた。一時は128円97銭と2002年5月以来ほぼ20年ぶりの円安水準をつけた。米金利の上昇で日米金利差の拡大を見込む円売り・ドル買いが強まった。米株高で市場心理が強気に傾き、低リスク通貨の円は幅広い通貨に対して売られた。

米長期金利が一時2.94%と前日比で0.09%上昇し、18年12月以来の高水準をつけた。19日はハト派寄りとされてきたシカゴ連銀のエバンズ総裁がインフレ抑制に向け積極的な利上げを支持する姿勢を示し、18日夕にはセントルイス連銀のブラード総裁が通常の3倍の0.75%の利上げの可能性を排除しなかった。米金融引き締めによる金利先高観は根強く、円売りが進んだ。

ダウ工業株30種平均が急反発し、前日比499ドル高で終えた。対ドルの円売りに弾みがついたほか、ユーロやオーストラリア(豪)ドルに対しても円が売られた。金融政策の正常化に向かう米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)、豪準備銀行(中央銀行)と、金融緩和を継続する日銀との政策の違いを意識した円売りが強まった。

ドルに対する円の高値は朝方につけた128円09銭だった。

円は対ユーロで大幅に3日続落し、前日比2円15銭の円安・ユーロ高となる1ユーロ=139円00~10銭で取引を終えた。一時は139円07銭と15年夏以来7年ぶりの円安・ユーロ高水準をつけた。

ユーロは対ドルで4営業日ぶりに小反発し、前日比0.0005ドル高い1ユーロ=1.0780~90ドルで終えた。米株式相場が上昇し、リスク選好のユーロ買い・ドル売りが優勢となった。ただ、米長期金利の先高観から欧米金利差の拡大を見込むユーロ売り・ドル買いも出て、ユーロの上値は重かった。

この日の高値は1.0808ドル、安値は1.0782ドルだった。

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