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NY円、反落 1ドル=136円85~95銭 FRB利上げ継続の見方根強く

【NQNニューヨーク=川上純平】19日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前週末比15銭円安・ドル高の1ドル=136円85~95銭で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が利上げを継続するとの見方が根強く、円売り・ドル買いが優勢だった。

前週はFRBのパウエル議長がインフレ抑制のために利上げを続ける姿勢を示した。金融引き締めが長期化するとの見方から米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を手掛かりとした円売り・ドル買いが広がった。

もっとも、一方的な円売りは手控えられた。前週末に「政府と日銀が定めた共同声明の見直し論が浮上している」と伝わり、日銀が早期に現在の大規模緩和策を修正するとの思惑が円の下値を支えた。

円の安値は137円15銭、高値は136円38銭だった。

円は対ユーロで反落し、前週末比65銭円安・ユーロ高の1ユーロ=145円25~35銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで3営業日ぶりに反発し、前週末比0.0025ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0605~15ドルで取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が前週に市場の想定よりもタカ派的な姿勢を示したのが改めて買い材料視された。もっとも、利上げが欧州景気を冷やすとの見方は根強く、上値は重かった。

ユーロの高値は1.0630ドル、安値は1.0576ドルだった。

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