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NY円、反落 1ドル=109円60~70銭で終了、物価指標の上振れ受けた金利上昇で

(更新)

【NQNニューヨーク=横内理恵】9日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比40銭円安・ドル高の1ドル=109円60~70銭で取引を終えた。3月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を大幅に上回り、米長期金利が上昇した。米物価上昇や日米金利差の拡大を手がかりに円売り・ドル買いが優勢だった。

米長期金利の指標である10年債利回りは前日比0.04%高い1.66%で終えた。3月のPPIが前月比1.0%上昇し、市場予想(0.4%上昇)を上回った。前年同月比では4.2%上昇と2011年9月以来の高い伸びだった。エネルギー・食品を除くコア指数も市場予想以上だった。

追加の経済対策や新型コロナワクチンの普及を受けた経済再開で米景気の回復基調は強まっている。来週発表の3月の米消費者物価指数(CPI)でもインフレ基調が確認され、3月の米小売売上高などその他の経済指標も強含むとみられている。このところ低下基調だった米長期金利の先高観が改めて意識された面もあり、対主要通貨でのドル買いを誘った。

米株式市場でダウ工業株30種平均が300ドル近く上げ、4日ぶりに過去最高値を更新した。投資家が運用リスクを取りやすかったことも低リスク通貨とされる円が売られた一因だった。

この日の円の安値は109円96銭、高値は109円56銭だった。

円は対ユーロで3日ぶりに反落し、前日比30銭円安・ユーロ高の1ユーロ=130円45~55銭で取引を終えた。

ユーロは対ドルで反落し、前日比0.0015ドル安い1ユーロ=1.1895~1905ドルで終えた。米PPIが市場予想を上回ったことや米長期金利の上昇がユーロ売り・ドル買いを誘った。

ユーロの安値は1.1867ドル、高値は1.1910ドルだった。

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