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NY円、3日続伸 1ドル=105円40~50銭、対欧州通貨のドル売りが波及

【NQNニューヨーク=川内資子】19日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅に3日続伸し、前日比20銭円高・ドル安の1ドル=105円40~50銭で取引を終えた。欧州経済の回復観測からドルが対欧州通貨で下落し、円買い・ドル売りにつながった。ただ、米長期金利の上昇による日米金利差の拡大観測から円売り・ドル買いも出て、円相場の上値は重かった。

19日発表の2月の英購買担当者景気指数(PMI)速報値の総合指数が前月から上昇し、市場予想も上回った。英国では新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでおり、英経済が正常化するとの見方が改めて強まり、英ポンド買い・ドル売りが優勢となった。2月のユーロ圏PMI速報値の総合指数も上昇し、対ユーロでもドルは売られた。

追加の米経済対策の早期成立観測から市場心理が上向いたのも、流動性が高くリスク回避時に買われやすいドル売りを促した。イエレン米財務長官は18日夕、CNBCのインタビューでバイデン米政権が掲げる1.9兆ドル規模の経済対策の必要性を改めて訴え、大型の経済対策が成立するとの期待を誘った。対欧州通貨でドルが売られた朝方に円買い・ドル売りが優勢となった。

ただ、ドルと同様に低リスク通貨とされる円を売る動きも出たため、円相場の上値は重かった。米債券市場で長期金利の指標となる米10年物国債利回りが上昇し、午後に1.36%と昨年2月以来の高水準を付けた。日米の金利差拡大の見方から、午後にかけて円売り・ドル買いが勢いを増した。

円の高値は105円25銭、安値は105円67銭だった。

円は対ユーロで横ばい。前日と同じ1ユーロ=127円70~80銭で取引を終えた。

ユーロはドルに対して続伸し、前日比0.0030ドル高の1ユーロ=1.2115~25ドルだった。ユーロ圏指標の改善や追加の米経済対策への期待を背景に、ユーロ買い・ドル売りが優勢となった。

ユーロの高値は1.2142ドル、安値は1.2108ドルだった。

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