ロンドン外為8日 ユーロ、対ドルで上昇 FRB議長発言で買い
8日のロンドン外国為替市場でユーロは対ドルで上昇し、英国時間16時時点は1ユーロ=1.0720~30ドルと、前日の同時点に比べ0.0030ドルユーロ高・ドル安で推移している。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は7日のインタビューで「ディスインフレのプロセスが始まった」と語った。堅調な1月の米雇用統計を受けてFRBが金融引き締めを継続するとの観測が後退し、ユーロ買い・ドル売りが優勢になった。
もっとも、ユーロは買い一巡後は上値を追う動きは限られた。英国時間午後の取引で米金利の低下が一服していることも、相場の重荷となった。
円は対ユーロで下落し、英国時間16時時点は1ユーロ=140円90銭~141円00銭と前日の同時点に比べ60銭円安・ユーロ高で推移している。
英ポンドは対ドルで上昇し、英国時間16時時点は1ポンド=1.2070~80ドルと、前日の同時点と比べて0.0070ドルのポンド高・ドル安で推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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