ロンドン外為28日 ユーロ、対ドルで下落
【NQNロンドン=菊池亜矢】28日のロンドン外国為替市場でユーロは対ドルで下落し、英国時間16時時点は1ユーロ=1.0970~80ドルと前週末の同時点より0.0010ドルのユーロ安・ドル高で推移している。米利上げペースの加速が意識され、ユーロ売り・ドル買いが優勢となっている。
円は対ユーロで下落し、英国時間16時時点は1ユーロ=135円50~60銭と、前週末の同時点より1円60銭の円安・ユーロ高で推移している。日銀が28日、決まった利回りで国債を無制限で買う連続指し値オペを実施すると発表した。日本と欧州の金融政策の方向の違いから円売り・ユーロ買いが強まった。
英ポンドは対ドルで下落し、英国時間16時時点は1ポンド=1.3080~90ドルと前週末の同時点より0.0110ドルのポンド安・ドル高で推移している。英イングランド銀行(中央銀行)のベイリー総裁が28日、エネルギー価格の上昇が英国の実質所得に与える打撃は大きくなりそうだと述べた。利上げ継続への不透明感からポンド売り・ドル買いが優勢となっている。
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