ロンドン外為22日 ユーロ、対ドルで上昇
【NQNロンドン=菊池亜矢】22日のロンドン外国為替市場でユーロは対ドルで上昇し、英国時間16時時点は1ユーロ=1.0590~0600ドルと、前日の同時点に比べ0.0030ドルのユーロ高・ドル安で推移している。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の米上院証言でタカ派のサプライズ発言はなかったとの受け止めから、持ち高調整のユーロ買い・ドル売りが優勢となっている。
円は対ユーロで下落し、英国時間16時時点は1ユーロ=143円90銭~144円00銭と前日の同時点に比べ10銭の円安・ユーロ高で推移している。対ドルでのユーロ買いが円に波及した。
英ポンドは対ドルで上昇し、英国時間16時時点は1ポンド=1.2300~10ドルと前日の同時点に比べ0.0020ドルのポンド高・ドル安で推移している。22日発表の5月の英消費者物価指数(CPI)の伸び率が前年同月比9.1%上昇と前月から拡大し、イングランド銀行(英中央銀行)の利上げ継続が改めて意識された。
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