欧州市場の主要指標11時半 ポンド上昇 欧州株はまちまち
【NQNロンドン】29日午前のロンドン外国為替市場で、英ポンドは対ドルで上昇している。英国時間11時半時点では、前営業日の16時時点に比べ0.0030ドルのポンド高・ドル安の1ポンド=1.3410~20ドルだった。
英国で新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染は拡大しているものの行動規制の強化には至っておらず、ポンド相場を支えている。
ユーロは対ドルで小幅安の0.0010ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1290~1300ドル。
円は対ドルで安値圏で推移している。前営業日の16時時点に比べ60銭円安・ドル高の1ドル=114円90銭~115円ちょうどとなっている。
英株価指数のFTSE100種総合株価指数は11時半時点で、前営業日の終値に比べ0.91%高。医薬品株を中心に幅広い銘柄が買われている。金相場の下落で関連のフレスニージョは安い。
他の欧州各国の主要株式相場ではフランスのCAC40は小高く、ドイツ株式指数(DAX)やイタリアのFTSE・MIB、スペインのIBEX35は下落している。欧州主要600社の株価指数であるストックス600は前日比0.04%高だった。
ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は1バレル78.70ドル付近に下落。ロンドン地金市場協会(LBMA)の金価格も下げ、1トロイオンス1794.67ドル前後で推移している。ロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場は上げている。
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