ドイツ株4日 反落 ガス価格上昇で景気懸念
【NQNロンドン=菊池亜矢】4日のフランクフルト株式市場でドイツ株価指数(DAX)は反落した。前週末に比べ39.65ポイント(0.31%)安の1万2773.38で終えた。供給停止の不安から天然ガス先物価格が大幅に上昇しており、ドイツ経済への悪影響を懸念した売りが出た。4日発表の5月の独貿易統計で、輸出が前月比で減少したのも投資家心理を冷やした。自動車株や小売株に売りが出た。
欧州主要600社の株価指数であるストックス600は前週末に比べ0.54%高だった。