21年12月の完全失業率2.7% 前月比0.1ポイント低下
総務省が1日発表した2021年12月の労働力調査によると、完全失業率(季節調整値)は2.7%で前月比0.1ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.8%だった。
完全失業者数(同)は186万人で、前月比6万人減少した。うち勤務先の都合や定年退職など「非自発的な離職」は6万人増加、「自発的な離職」は8万人減少だった。就業者数(同)は6673万人で49万人増加した。
あわせて発表した21年平均の完全失業率は、前年比横ばいの2.8%だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕