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米株安重荷 景気敏感株が下支えか(先読み株式相場)

31日の東京株式市場で日経平均株価は反落して始まりそうだ。前日の米株式相場の下落を受け、このところ戻り歩調にあった日本株にもいったん売りが出やすいだろう。米長期金利の上昇でハイテク株を中心に売られやすい展開となりそうだ。半面、景気敏感株には買いも見込まれ、下支え役になることが考えられる。日経平均の下値は2万9300円程度と、前日終値(2万9432円)からの下値余地は小さいとの予想もあった。

30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、104ドル(0.3%)安の3万3066ドルで終えた。高値更新が続いていたため利益確定売りが優勢だった。31日にバイデン米大統領の演説を控え、巨額の経済対策による国債増発を見込んだ債券売りで長期金利が1.7%台まで上昇、ハイテク株の売りを促した。

一方、金利上昇や3月の消費者信頼感指数の改善を追い風に景気敏感株の一角が買われた。米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントを巡る混乱の影響が懸念される金融株も30日は反発した。

日本株は利益確定売りが先行しそうだが、下値模索の展開にはなりにくいだろう。外国為替市場で円相場が日米の金利差拡大観測から1ドル=110円台まで下落しており、自動車など輸出関連株にとって支援材料になる。30日のナスダック総合株価指数は0.1%安と、大崩れしなかったのも心理的な支えになると考えられる。

日本時間31日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は下落した。6月物は前日の清算値と比べ170円安い2万9310円で終えた。

きょうは2月の自動車輸出実績、建設機械出荷額の発表がある。ニトリHDは2021年2月期の決算を発表する。海外では3月の中国製造業・非製造業の購買担当者景気指数(PMI)や、3月の米ADP全米雇用リポートが発表される。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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