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10月の小売販売額、3カ月ぶり増加 自動車販売減で上げ幅は限定的

経済産業省が29日発表した10月の商業動態統計(速報)によると、小売販売額は前年同月比0.9%増の12兆5520億円だった。増加は3カ月ぶり。エネルギー価格の上昇を背景に小売販売は好調だった。一方、自動車部品の供給制約などを受けた影響で自動車販売が19.5%減と大きく落ち込んだため、全体の上昇幅は限定的だった。

季節調整済み指数は前月比1.1%上昇と、2カ月連続のプラスとなった。経産省は小売業の基調判断を「横ばい傾向にある」で据え置いた。

販売額を業種別に前年同月と比べると、9業種のうち6業種で増加した。「燃料小売業」が25.9%増となりプラスに寄与した。「機械器具小売業」や「飲食料品小売業」もプラスとなった。

マイナスだったのは「自動車小売業」のほか、「織物・衣服・身の回り品小売業」が2.0%減と振るわなかった。

大型小売店の販売額は、百貨店とスーパーの合計が前年同月比1.3%増の1兆6518億円だった。百貨店が身の回り品販売の増加などで2.5%増加した。スーパーは0.9%増加した。百貨店とスーパーの既存店ベースの合計は0.9%増だった。

コンビニエンスストアの販売額は前年同月比0.2%減の9927億円と2カ月ぶりに減少した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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