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20年12月の鉱工業生産指数、2カ月連続低下 20年は13年以降で最低

経済産業省が29日発表した2020年12月の鉱工業生産指数速報値(2015年=100、季節調整済み)は前月比1.6%低下の93.2と、2カ月連続で低下した。ただ、20年10~12月期では6.2%の上昇と2四半期連続で上向いていることや、21年1月の企業見通しの回復傾向を踏まえ、経産省は生産の基調判断を「持ち直している」に据え置いた。

20年12月の生産を業種別にみると、15業種のうち10業種が前月比で低下し、5業種が上昇した。一般用蒸気タービンなどの汎用・業務用機械工業が前月までの需要増による反動減で3カ月ぶりに低下したほか、需要減によって自動車工業も低下した。

20年12月の出荷指数は92.3と前月から1.6%低下した。低下は2カ月連続。在庫指数は前月比1.1%上昇の95.3、在庫率指数は同2.0%上昇の113.6だった。

製造工業生産予測調査では、21年1月は8.9%の上昇、2月は0.3%の低下だった。例年の傾向などを踏まえて経産省がはじいた1月の補正値は4.4%の上昇となった。今回の調査は1月当初の計画に基づくもので、緊急事態宣言の発出や対象地域拡大の影響は十分に織り込んでいないという。先行きへの影響について経産省は「前回の宣言発出時ほど大きくはない」との見方を示したものの、「内外の感染拡大による経済の下振れリスクの高まりにも十分注意する必要がある」としている。

同時に発表した20年の鉱工業生産指数(原指数)は90.9と、現在の基準で比較可能な13年以降では最も低くなった。前年比では10.1%の低下と2年連続で低下。下げ幅も13年以降では最も大きかった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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