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日経平均、米ナスダック反発が追い風(先読み株式相場)

29日の東京株式市場で日経平均株価は反発しそうだ。28日の米株式市場でナスダック総合株価指数が反発しており、国内ハイテク株の追い風となるだろう。前日は下落も2万7500円を下回る水準では底堅さが目立ったため、戻りを見込んだ押し目買いも入りやすいとみられる。日経平均は上げ幅を200円程度、2万7800円前後まで上昇する余地がありそうだ。

今週に入り、中国当局による中国インターネット企業への規制強化懸念が世界的な株売りの一因となっている。そのため、28日の香港上場のハイテク関連銘柄で構成する「ハンセンテック指数」が大幅反発して終えたことは相場の支えとなるだろう。日本時間29日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は上昇し、9月物は前日の清算値と比べ230円高い2万7760円で終えている。

7月に入り軟調な日経平均だが、節目の2万7000円は下回っていない。市場では「米国の量的緩和縮小(テーパリング)や利上げ時期が早まらない限り、株式相場の下値は限定的だろう」(国内投信)との声がある。28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長はテーパリングの開始時期について決めていないとした。市場では消化難との受け止めが多く、テーパリングへの明確な言及を想定していた売り方の買い戻しも入りやすいだろう。

28日は東京都の新型コロナの感染者が新たに3177人確認され、全国の新規感染者も初めて9000人を超えた。感染再拡大で国内経済の正常化は後ずれする公算が大きく、積極的に上値を追う動きは限られるだろう。日経平均は反発で始まる可能性は高いが、その後は前日終値(2万7581円)近辺まで伸び悩む展開も考えられる。

個別では、2021年9月期の連結純利益が前期比6倍の400億円になる見込みだと発表したサイバーに注目だ。4~6月期連結決算(国際会計基準)で、純利益が四半期ベースで過去最高を更新したエムスリーへの関心も高い。

東証マザーズ市場にデリバリコンが上場する。キーエンスファナックなどが4~6月期決算を発表する。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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