8月の鉱工業生産、前月比3.2%低下 9月予測は0.2%上昇
経済産業省が30日発表した8月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は、前月比3.2%低下の95.0だった。低下は2カ月連続。生産の基調判断は「持ち直している」から「足踏みをしている」に変更した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は前月比0.5%低下だった。
出荷指数は3.8%低下の92.7で、在庫指数は0.3%低下の94.7。在庫率指数は3.4%上昇の113.3だった。
同時に発表した製造工業生産予測調査では9月が0.2%上昇、10月は6.8%上昇を見込んでいる。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕