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11月の小売販売額、2カ月連続増加 基調判断引き上げ

経済産業省が27日発表した11月の商業動態統計(速報)によると、小売販売額は前年同月比1.9%増の12兆7990億円だった。増加は2カ月連続。エネルギー価格の上昇を背景に燃料販売の伸びが続いた。もっとも、自動車販売は部品の供給制約の影響から引き続き振るわず、全体の販売額の伸びを抑えた。新型コロナウイルス感染拡大前の2019年11月比では2.5%増だった。

季節調整済み指数は前月比1.2%上昇と、3カ月連続のプラスとなった。経産省は小売業の基調判断を「持ち直しの動きがみられる」と、前月の「横ばい傾向にある」から上方修正した。上方修正は3月以来、8カ月ぶり。

販売額を業種別に前年同月と比べると、9業種のうち6業種で増加した。石油製品の価格上昇で「燃料小売業」が29.2%増と9カ月連続で増えた。内食需要の強さから「飲食料品小売業」は3カ月連続で増加。調剤医薬品など「医薬品・化粧品小売業」も増えた。

一方、乗用車や二輪車販売が振るわず「自動車小売業」は14.1%減った。生活家電など「機械器具小売業」は10.6%減少。前年に「巣ごもり」需要が押し上げた反動が出た。

大型小売店の販売額は、百貨店とスーパーの合計が前年同月比1.7%増の1兆7075億円だった。百貨店は7.5%増加した。前年にコロナ感染者数の増加で入店者数が減っていた反動が出た。スーパーは0.4%減少した。百貨店とスーパーの既存店ベースの合計は1.4%増えた。

コンビニエンスストアの販売額は前年同月比1.0%減の9572億円で、減少は2カ月連続だった。イベントなどのチケット販売が低調だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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