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ウクライナ情勢でリスク回避姿勢強く(先読み株式相場)

25日の東京株式市場で日経平均株価は振れ幅の大きい展開か。バイデン米大統領がロシアの金融機関に対する追加制裁を表明し、前日の米株式市場で金融株が大きく売られた。一方、ハイテク株を買い戻す動きも目立った。東京市場でも主力の半導体関連などに買いが先行すれば、相場の押し上げにつながるだろう。もっとも、日中はウクライナ情勢を巡る報道で相場の下落圧力が強まることも考えられる。日経平均は前日終値(2万5970円)から上下500円程度は変動幅がありそうだ。

24日の米株式市場で米ダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発し、前日比92ドル高の3万3223ドルで終えた。バイデン米大統領は同日、ホワイトハウスでの演説でロシアによるウクライナ侵攻を批判し、ロシアに対して「強力な追加制裁と新たな輸出制限を承認する」と述べた。米国で取引を禁じる銀行への措置をめぐり、ロシア最大手のズベルバンクと2位のVTBバンクを含む大手金融機関を幅広く制裁対象に加える。これを受けて金融株など景気敏感株が売られた。

金融株売りの一方、買いが入ったのは半導体関連などハイテク株だ。短期筋による売り持ちの巻き戻しでナスダック総合株価指数は前日比3.3%高と、6営業日ぶりに反発した。フィラデルフィア半導体株指数は3.7%高となった。

東京市場でも主力の半導体関連株などを買い戻す動きが広がれば、日経平均の寄与度が大きいだけに、相場の大幅反発につながる可能性がある。もっとも、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は首都キエフにも及ぶなど事態は深刻化している。日中は報道で相場が急変動することも考えられ、投資家のリスク回避姿勢は引き続き強いだろう。

日本時間25日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は上昇した。3月物は前日の清算値と比べ330円高い2万6260円で終えた。

きょうはマーキュリーリアルテックイノベーターが東証マザーズに上場する。海外ではウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事の講演などが予定されている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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