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日経平均、欧州の景気回復遅れ懸念(先読み株式相場)

(更新)

24日の東京株式市場で日経平均株価は続落か。欧州で新型コロナウイルスの再拡大が警戒されるなか、欧米株や原油相場は下落した。東京市場でも景気敏感株への売りが続き、相場の重荷となりそうだ。前日の終値(2万8995円)より200円ほど安い2万8800円前後まで下落することもありそうだ。

23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比308ドル(0.94%)安い3万2423ドルで引けた。ドイツが都市封鎖(ロックダウン)の強化を発表するなど、新型コロナの感染拡大で欧州の景気回復が想定より遅れるとの懸念が広がるなか、景気敏感株を中心に売りが出た。

こうしたなか、原油先物相場も大幅に下落した。ニューヨーク・マーカンタイル取引所でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近5月物は前日比3.80ドル(6.2%)安の1バレル57.76ドルとなった。ハイテク株の比率の高いナスダック総合株価指数も1.12%安となるなど、リスク資産売りの流れが見られた。

前日の東京市場でも銀行や鉄鋼、海運などのこれまで上昇してきた景気敏感業種の大幅な下落が目立ったが、きょうもそうした銘柄を中心に軟調に推移しそうだ。

23日、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は米下院金融サービス委員会の議会証言に臨んだ。インフレ圧力の高まりは一時的で、量的緩和を縮小する場合には「かなり前からコミュニケーションを取る」と述べるなど、ほぼ従来どおりの発言を繰り返すにとどまった。

日本時間24日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は下落した。6月物は2万8630円と、前日の清算値(2万8810円)を180円下回った。

きょうは2社の新規株式公開(IPO)がある。東証ジャスダック市場にシキノハイテックが、東証マザーズ市場にSharing Innovationsが上場する。また、日銀の金融政策決定会合の議事要旨(1月20~21日分)が公表される。

海外では2月の米耐久財受注額、3月の米製造業PMI速報値(IHSマークイット調べ)、テンセントの20年10~12月期決算が発表される。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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