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<米国>SPACのチャーチルが38%安、EV買収の割高感を嫌気

【NQNニューヨーク=張間正義】(コード@CCIV/U)23日の米株式市場で特別買収目的会社(SPAC)のチャーチル・キャピタルIVが急落し、前日比38.6%安の35.21ドルで終えた。22日に新興の電気自動車(EV)メーカーのルーシッドモーターズを買収すると発表した。SPACとして過去最大の買収だが、買収価格が高すぎると警戒した売りが殺到した。

チャーチルによる買収金額117億5000万ドルに加え、他の投資会社からの追加資金調達で株式価値は240億ドルとなる。4~6月期中の買収完了を目指す。買収完了後の発行済み株式数は16億株となり、22日時点のチャーチルの株価(57.37ドル)を掛けると時価総額は917億ドルになる計算。まだ1台も車を販売していないのに米ゼネラル・モーターズを2割以上上回ることになり、割高感が意識されたようだ。

チャーチルがルーシッドを買収候補にしているとの観測は事前に聞かれており、期待先行の買いでチャーチルの株価は今年に入り5倍超に上昇していた。正式に買収を発表したことで出尽くしの売りが膨らんだ面もある。緩和マネーを背景としたSPACによる買収ブームの過熱感を指摘する声もある。

ルーシッドはEVのテスラ元副社長で、高級セダンの「モデルS」を手掛けたチーフエンジニアが設立した。今年後半から米アリゾナ州の工場で生産を始め、2025年に年13万5000台の生産をもくろむ。独BMWや独メルセデス・ベンツなどと競合する高級セダンを主力とする。

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