日経平均前引け 反落 66円安の2万7400円 米株安が重荷
23日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前の終値は前日比66円24銭(0.24%)安の2万7400円37銭だった。下げ幅は300円に迫る場面もあった。金融システムや米景気の先行きへの不安がくすぶり、前日の米株式相場が大幅安となった流れを東京市場でも引き継ぎ、銀行株や保険株などを中心に売りが優勢となった。半面、米長期金利の低下などを背景に値がさの半導体関連株には買いが入り、相場の下値を支えた。日本時間23日午前の取引で米株価指数先物が上昇基調となるにつれ、日経平均は下げ幅を縮めた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕