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12月の全国スーパー売上高、前年比2.7%増 20年は5年ぶりプラス

日本チェーンストア協会が21日発表した2020年12月の全国スーパー売上高は1兆2777億円だった。既存店ベースで前年同月比2.7%増となり、前年実績を3カ月連続で上回った。新型コロナウイルスの感染再拡大で自宅で過ごす機会が増え、食料品や住関品が好調だった。

構成比率が高い食料品は4.0%増えた。このうち農産品は2.1%増、畜産品は8.6%増、水産品は7.7%増だった。総菜は2.3%増だった。帰省や海外旅行など人の移動に制限がかかるなか「都市部ではおせち関連の販売が好調だった」(日本チェーンストア協会担当者)という。

住関品は4.3%増だった。うち日用雑貨品が2.2%増、家具・インテリアは10.5%増、家電製品は16.2%増となった。一方で医薬・化粧品は0.1%減となった。外出自粛の影響でスーツやコートなどの販売が低迷し、衣料品は7.7%減と落ち込んだ。

20年(1~12月)通年の全国スーパー売上高は12兆7597億円だった。既存店ベースでは前年比0.9%増と5年ぶりにプラスとなった。伸び率は15年の0.7%増を上回り、1991年(4.8%増)以来29年ぶりの大きさだった。食料品が4.7%増となった一方、衣料品は16.9%減と大きく落ち込み、住関品は1.1%減だった。テレワークの広がりなどにより内食需要が拡大したほか、日用雑貨品や家具・インテリアも堅調だった。衣料品は外出自粛による需要減が響いた。

20年通年の全店ベースでは2.6%増と、2年ぶりに前年を上回った。伸び率は11年(2.8%)以来、9年ぶりの大きさだった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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