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日経平均、NYダウ最高値が追い風(先読み株式相場)

21日の日経平均株価は反発しそうだ。前日の米ダウ工業株30種平均の最高値更新で投資家心理が強気に傾きやすい。東京市場でも買いが先行し、日経平均は昨年来高値(2万8698円)を試す展開となるだろう。半面、高値警戒感もくすぶり利益確定売りが上値を抑えそう。取引参加者が短期筋中心となるなか、短時間で乱高下する可能性もある。

前日の米ダウ工業株30種平均は続伸し、前日比257ドル高の3万1188ドルと過去最高値を付けた。ナスダック総合株価指数は2%高と大きく上昇し、同指数も最高値を更新した。2020年10~12月期の決算発表を背景に、業績成長への期待で主力ハイテク株が大幅高となった。好業績を発表した動画配信のネットフリックス(@NFLX/U)が急伸したのも追い風となった。

大阪取引所の夜間取引で日経平均先物3月物は、前日の大取清算値を180円上回る2万8670円で取引を終えた。ナスダック総合株価指数の上昇が目立ったことで、米IT(情報技術)株の投資収益改善への期待でソフトバンクグループ(SBG、9984)には買いが向かい、日経平均の支えとなりうる。

半導体回路の露光装置で世界最大手のオランダ、ASML(@ASML/AM)が20日発表した20年10~12月期決算は、売上高が前年同期比5%増の42億5400万ユーロと、ファクトセットがまとめた市場予想を上回った。21年1~3月期の売上高も市場予想を超える見通しで、レーザーテックなど半導体関連株の業績期待につながりそうだ。もっとも20日のフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は小幅ながら下落しており、高値警戒感から上げ幅が限られる可能性もある。

日銀は21日、金融政策決定会合の結果を発表する。20年12月の決定会合で企業の資金繰り支援策を延長するなどの措置を決めたため、今回は現状の金融緩和策を維持するとの予想が多い。一方、次回3月会合では政策点検を実施する予定。長期金利操作の金利の変動幅の拡大や、上場投資信託(ETF)買い入れの手法見直しなどが取り沙汰されている。黒田東彦総裁が点検内容について示唆するかが注目を集める。日銀は「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」も公表する。

海外では欧州中央銀行(ECB)が理事会の結果を発表する。市場では現状維持が見込まれている。米国では半導体のインテルが20年10~12月期決算を発表する。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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