株、投資家の実感なき円安 揺らぎ始めた日本株優位
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20日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前日比303円(1.1%)安の2万6954円だった。前日の米株式相場の下落を受け、運用リスクを回避する売りが広がった。きょうの株式市場で注目されるのが1ドル=150円台が目前に迫った円相場の動向だ。円安は日本株の支援材料との見方は多い。だが、9月以降に大きく進んだ円安・ドル高が相場全体を押し上げる効果は限られ、投資家の円安に対する期待値は低...
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