6月のコンビニ売上高0.8%増 4カ月連続プラス、酒類など好調
日本フランチャイズチェーン協会(東京・港)が20日発表した6月のコンビニエンスストアの既存店売上高(速報値)は、前年同月比0.8%増の8565億円だった。増加は4カ月連続。昨年の売り上げが新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛などで落ち込んだ反動もあり、小幅ながらプラスとなった。冷凍食品、アルコール飲料などが堅調に推移した。
6月の既存店の来客数は0.2%増と、3カ月連続で前年実績を上回った。平均客単価は0.7%増と、3カ月ぶりに前年実績を上回った。
品目別の売上高は、パンやデザート類、弁当など「日配食品」はほぼ横ばい、ソフトドリンクやアルコール飲料、冷凍食品といった「加工食品」は0.1%増だった。たばこや雑貨、書籍などの「非食品」は2.0%増、各種チケットなどを含む「サービス」は3.9%増だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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