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日経平均、世界の感染再拡大が重荷(先読み株式相場)

20日の東京株式市場で日経平均株価は続落しそうだ。世界的な新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒から19日の欧米株式相場が下落。日本株も売りが優勢となるだろう。日本は23日に東京五輪開幕を控えており、ヒトの流れの活発化でコロナ感染が増えるとの懸念がくすぶる。

日本時間20日早朝の大阪取引所の夜間取引で、日経平均先物9月物は前日の清算値より330円安い2万7270円だった。前日の日経平均(2万7652円)を400円程度下回る。5月13日に付けた安値(2万7448円)を探る展開となりそうだ。一段安となれば、年初来安値(2万7055円、1月6日)が意識される。

19日の米市場でダウ工業株30種平均は続落した。前週末比725ドル(2.1%)安と、下落幅は今年最大だった。コロナのインド型(デルタ型)の世界的な感染拡大で順調な経済再開への期待がしぼみ、ボーイングやダウなど景気敏感株を中心に売りが膨らんだ。ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は1.1%安、S&P500種株価指数は1.6%安だった。

投資家心理を測る米株の変動性指数(VIX)は22台まで上昇し、不安心理が高まった状態とされる20を上回った。株式相場の変動性が高まっているのも株式の持ち高を減らす動きにつながりやすい。

日経平均は直近の4日間で1000円超下げた。ややペースの速い下げで、下値では値ごろ感からの買いが支えとなる可能性はある。今年に入り、日経平均は2万7000~3万円を中心としたレンジで推移している。一定の下値の堅さが確認されれば、買い戻しにつながるかもしれない。

個別ではキヤノンに注目だ。19日、2021年12月期の連結純利益(米国会計基準)が前期比2.4倍の2010億円になりそうだと発表した。従来予想(1400億円)から上振れする。鼻の中に噴霧する新型コロナウイルスのワクチンの研究を始めると発表した塩野義も関心を集めそうだ。

東証マザーズにアシロ(7378)が上場する。総務省は6月の消費者物価指数(CPI)を公表する。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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