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米株高追い風 決算発表控え動き限定(先読み株式相場)

20日の東京株式市場で日経平均株価は続伸か。19日の米株式市場で主要3指数が上昇した流れを受け、幅広い銘柄に買いが先行しそうだ。ただ、今後本格化する3月期企業の決算発表を前に積極的に持ち高を傾ける動きは限定的だろう。日経平均は前日終値(2万6985円)から240円ほど高い25日移動平均(19日時点で2万7224円)が上値のメドとなる。

19日の米ダウ工業株30種平均は反発し、終値は前日比499ドル(1.5%)高の3万4911ドルだった。好決算を発表した銘柄や消費関連や景気敏感の一角が買われた。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は2.2%高、S&P500種株価指数は1.6%高で終えた。

20日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は上昇し、6月物は前日の清算値と比べ160円高い2万7210円で終えており、東京市場でも主力銘柄を中心に買いが広がりそうだ。

先週以降、日経平均は2万7000円を挟み方向感のない展開となっている。市場の関心事である米国の金融引き締めやロシアのウクライナ侵攻に関する目新しい材料はこのところ乏しい。急速に進む円安・ドル高も輸出企業の採算改善と輸入品のコスト高が綱引きし、相場全体でみると判断の難しい材料だ。ひとまず、21日の日本電産を皮切りに発表が相次ぐ主力企業の決算を待ちたいとの思いは強いだろう。

動画配信大手のネットフリックスが19日、2022年1~3月期の決算を発表した。売上高が市場予想に届かなかったうえ、世界の有料契約者数が21年10~12月期から減り、時間外取引で株価が急落している。新型コロナウイルス禍で在宅時間が増えたことで高まった成長期待が急速にしぼんでいる。東京市場でもグロース(成長)株や新興株の心理的な重荷となる可能性もある。

国際通貨基金(IMF)が19日改定した世界経済見通しで2022年の実質成長率を3.6%と前回1月の予測から引き下げたのも、相場の重荷として意識される。

財務省は8時50分に3月の貿易統計を発表する。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議がワシントンで開幕する。米国では電気自動車のテスラが1~3月期決算を発表する。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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