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3月の貿易統計、輸出16.1%増 中国向けは単月で過去最高

財務省が19日発表した3月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出額は前年同月比16.1%増の7兆3781億円と2カ月ぶりに増加した。中国向け輸出が単月で過去最高となったことなどが寄与した。各国への自動車輸出も好調だった。輸入額は5.7%増の6兆7144億円だった。2カ月連続の増加で、医薬品などの輸入が伸びた。

輸出から輸入を差し引いた貿易収支は6637億円の黒字だった。黒字は2カ月連続。

対中国の輸出額は37.2%増の1兆6344億円と、単月で過去最高となった。プラスチックなど化学製品や原料品、半導体等製造装置、自動車など幅広い商品が前年同月を上回った。輸入額は10.0%増の1兆5768億円で、パソコンなど電算機類(周辺機器含む)、カメラなど音響映像機器(部品含む)などが伸びた。

対米国の輸出額は4.9%増の1兆2395億円だった。自動車や建設用・鉱山用機械などが伸びた。輸入額は6.5%増の7902億円で、穀物類や医薬品などが伸びた。

対欧州連合(EU)向け輸出は12.8%増だった。自動車部品や自動車の輸出が増えた。輸入は19.0%増だった。医薬品などが伸びた。

同時に発表した2020年度の輸出額は前年度比8.4%減の69兆4873億円と、リーマン・ショック直後の2009年度(17.1%減)以来の減少幅となった。世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響により自動車や原動機、航空機類などの輸出が大幅に減少した。輸入も11.6%減の68兆1803億円だったため、貿易収支は1兆3070億円の黒字と3年ぶりの黒字になった。

20年度の地域別では、米国や欧州との輸出入はいずれも減少した一方、いち早く経済回復の兆しを見せた中国向けは輸出・輸入とも増加した。輸出は精製銅など非鉄金属や半導体等製造装置が伸び、輸入はテレワークの普及などを背景にパソコンなど電算機類(周辺機器含む)が伸びた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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