/

米株高が支え 対中関係の悪化警戒(先読み株式相場)

19日の東京株式市場で日経平均株価は続伸しそうだ。経済活動の正常化期待で16日の米ダウ工業株30種平均が連日で最高値を更新し、19日の日本株買いを後押ししそうだ。16日の日米首脳会談を受けてまとめた共同声明では「台湾」が明記された。日米と中国の関係悪化への警戒が広がれば、相場の上値を抑える可能性もある。16日は2万9683円だった日経平均の上げ幅は、市場では「200円程度」との見方があった。

16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は164ドル68セント(0.5%)高と3日続伸した。米国では新型コロナウイルスのワクチンを1回でも接種した人口が全体の4割近くとなり、複数の州で5割に近づいたと伝わった。ワクチン接種加速により経済が正常化していくとの見方から買いが優勢となった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数、S&P500種株価指数もそろって上昇し、「恐怖指数」と呼ばれる米株の変動性指数(VIX)は16.25と1年2カ月ぶり低水準となった。相場変動への警戒感は和らいでいる。

国内主要企業の決算発表が本格化する前で、日本株の商いは細っている。東証1部の売買代金は15日には2兆200億円と、およそ3カ月ぶりの少なさとなった。きょうも朝方の売り買いが一巡した後は、模様眺めとなる可能性がある。日本国内の新型コロナ感染拡大への懸念もくすぶり、積極的に上値を追う展開にはならないだろう。

台湾に言及した日米首脳会談の共同声明について、中国の在米国大使館の報道官は17日、「強く不満を表明し、断固として反対する」とのコメントを発表した。中国が反発姿勢を示したことで、経済活動への悪影響が出ることへの警戒感は広がるかもしれない。

国内では3月と2020年度の貿易統計が発表になる。米国では、コカ・コーラ、IBMが1~3月期決算を発表する。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン