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投信分配金、20年12月は引き上げが18本に増加

国内公募の追加型株式投資信託(上場投資信託=ETFを除く)で、2020年12月に分配金を引き下げた毎月分配型のファンドは前月から11本減って25本だった。投資対象とする資産別でみると、先進国株式で運用するタイプが10本で最も多く、次いで先進国債券型が7本だった。

分配金を減額したファンドのうち、純資産総額(残高)が最も多かったのは、三菱UFJ国際投信が運用する「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」。2020年12月の決算で1万口あたりの分配金を前月の10円から5円に引き下げた。2016年8月以来の引き下げで、1998年1月に分配金の払い出しを始めてから最低水準となった。かつては残高が5兆7000億円を超す国内最大級のファンドだったが、減配とともに資金流出が続き、12月末の残高は3745億円だった。

残高が2番目に多かったのは、「野村ファンドラップ外国債券 Bコース」で、1万口あたりの分配金を前月の12円から11円に引き下げた。分配金の引き下げは2カ月ぶり。同ファンドは、ラップ口座専用で、世界の債券に投資する。

一方、分配金を引き上げたファンドは前月の9本から倍増の18本と、20年1月(18本)以来の高水準となった。投資対象とする資産別でみると、先進国株式で運用するタイプが12本で最も多かった。基準価格の上昇を背景に分配金を引き上げるファンドが目立った。

(QUICK資産運用研究所 竹川睦)

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