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ワクチン普及で経済正常化に期待(先読み株式相場)

16日の東京株式市場で日経平均株価は続伸か。前日に30年半ぶりに3万円の大台を回復したが、新型コロナウイルスのワクチン普及で経済活動が正常化に向かうとの期待から、投資家心理は引き続き上向きそうだ。15日の欧州株式市場で主要株価指数が上昇したのも日本株にプラス。もっとも、主力銘柄には利益確定の売りも出やすい。市場では日経平均の上値のメドは3万0300円程度との予想があった。

15日のフランクフルト株式市場でドイツ株式指数(DAX)が3日続伸し、最高値を更新。ロンドン株式市場でもFTSE100種総合株価指数が3日続伸した。投資家のリスク選好度が高まり、外国為替市場では円がドルなどに対して全面安となった。15日の米株式市場はプレジデントデーの祝日で休みだった。

国内では17日に医療従事者からコロナワクチンの接種が始まる。足元では新規感染者数の減少が続いている。コロナ感染が収束に向かい、経済活動が正常化するとの期待が支援材料となりそうだ。

前日に日経平均は3万円の節目を上回り、3万0084円15銭で終えた。前週からの上昇幅は1300円を超え、急ピッチな上昇への警戒感も漂う。16日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物3月物は前日の清算値より130円高い3万0230円で終えた。

個別では電通グループに注目が集まりそうだ。15日に2020年12月期の連結最終損益(国際会計基準)が1595億円の赤字(前の期は808億円の赤字)と、過去最大の赤字額となったと発表。21年12月期については連結業績見通し、配当予想ともに公表を見送った。電通グループ株は15日夜の私設取引システム(PTS)で、同日の東証終値に比べて150円(3.9%)安の3650円まで売られる場面があった。

きょうはブリヂストンが2020年12月期決算を発表する。海外では2月の欧州経済研究センター(ZEW)が独景気予測指数を発表。米国では2月の米ニューヨーク連銀製造業景況指数の発表を予定する。中国本土(上海・深セン)と台湾、ベトナムが休場となる。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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