9月の機械受注、前月比0.0%減 市場予想は1.8%増
内閣府が17日発表した9月の機械受注統計によると、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は前月比0.0%減の8389億円だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1.8%増だった。
製造業は24.8%増、非製造業は11.7%減だった。前年同月比での「船舶・電力を除く民需」受注額(原数値)は12.5%増だった。内閣府は基調判断を「持ち直しの動きに足踏みがみられる」で据え置いた。
同時に発表した7~9月期の四半期ベースでは前期比0.7%増だった。10~12月期は7~9月期から3.1%増の見通し。
機械受注は機械メーカー280社が受注した生産設備用機械の金額を集計した統計。受注した機械は6カ月ほど後に納入されて設備投資額に計上されるため、設備投資の先行きを示す指標となる。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕