株、小売り総崩れ 弱気に傾く市場予想
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15日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比36円高の2万9657円だった。米国の新型コロナワクチンの普及期待を背景に景気敏感株の一角が買われたものの、前引けにかけて失速するなど、3万円を再び試しに行く機運は乏しい。影を落としているのが、前日で決算発表が一巡した主力の小売株が、発表後にほぼ総崩れとなっていること。これまで業績の急回復を前提に買い進まれてきた、製造業など主要企業の...
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