ドイツ株14日 4日ぶり反発 ECBの緩和姿勢が支え
14日のフランクフルト株式市場でドイツ株価指数(DAX)は4営業日ぶりに反発し、前日比87.41ポイント(0.62%)高の1万4163.85で終えた。欧州中央銀行(ECB)が14日の理事会後に公表した声明では、国債など資産の新規買い入れの終了時期について「7~9月期」との方針が維持された。利上げについても、量的緩和政策の終了後「しばらくしてから実施し、緩やかなものになる」との見通しを据え置いた。ECBは想定ほど金融政策の正常化を急がないとの見方から、株式市場では買いが優勢となった。
欧州主要600社の株価指数であるストックス600は前日比0.67%高だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕