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米株高が支え 米金利上昇は懸念材料(先読み株式相場)

13日の東京株式市場で日経平均株価は一進一退か。前日の米株式相場が追加の経済対策期待から上昇したのは日本株の支えになるだろう。一方、日経平均は直近まで急ピッチに上げてきただけに、いったん利益確定売りも出やすい。上昇基調が続く米長期金利の動向も気がかりだ。市場では日経平均は前日終値(2万8164円)を挟んで上下100円程度の値動きを予想する声があった。

12日の米株式市場で米ダウ工業株30種平均は反発し、60ドル高の3万1068ドルで終えた。バイデン次期政権による経済対策への期待などから石油や金融など景気敏感株に買いが入った。半面、主力ハイテク株の一角は利益確定売りに押され、相場の上値を抑えた。

東京市場でもニューヨーク原油先物相場の上昇を支えに石油関連などに買いが入りそうだ。米長期金利は一時1.18%と、昨年3月以来の水準まで上昇した。その後は低下したが、このままのペースで金利上昇が続くと相場の波乱につながると警戒する向きは多い。

日本時間13日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は小幅に下落した。3月物は前日の清算値と比べ60円安い2万8130円で終えた。

政府はきょう、大阪や兵庫、京都など新たに7府県を緊急事態宣言に追加する見通し。全国的に家で過ごす時間が一段と増えるとみられるなか、株式市場での物色の矛先も食品やゲーム関連などにあらためて向かいやすくなるかもしれない。

安川電は12日、主力のモーター事業が好調で2021年2月期の連結純利益を上方修正した。きょうの株式市場では同社株だけでなく、設備投資銘柄の値動きにも影響を与える可能性がある。また東宝も2021年2月期の連結純利益予想を上方修正した。「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の記録的なヒットを受けたもので、逆風下での上方修正があらためて評価されるか注目だ。

きょうは国内で12月の工作機械受注額(速報値)の発表がある。ABCマート、イオン、吉野家HDは3~11月期決算を発表する。海外では12月の米消費者物価指数(CPI)のほか、14日未明には米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表される。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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