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日経平均、利益確定の売り出やすく(先読み株式相場)

13日の東京株式市場で日経平均株価は底堅い展開か。今後本格化する国内企業決算に対する期待先行で買われてきた面が強く、利益確定の売りが出やすい。12日の米株式相場の下落も投資家心理を下押ししそうだ。半面、新型コロナウイルスのワクチン普及による世界的な景気回復の見通しに変わりはない。下値では買いも入り、一方的に下値を探る動きにはなりにくいだろう。日経平均は下落しても前日終値(2万9538円)を100円ほど下回る程度にとどまりそうだ。

12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに小反落し、前週末比55ドル安の3万3745ドルで終えた。新型コロナウイルスのワクチン普及で経済活動の再開が進むとの期待からダウ平均は前週に過去最高値を更新していた。短期的な過熱感が意識されたうえ、主要企業の決算発表の本格化を控え持ち高調整の売りも出やすかった。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も小幅に3営業日ぶりに反落した。

13日の東京市場でも、米株安の流れを引き継ぎ、売りが先行しそうだ。12日に、米半導体大手のエヌビディアがCPU(中央演算処理装置)に参入すると発表したほか、米ホワイトハウスが半導体のサプライチェーン(供給網)を巡り、産業界と議論する会議を開いた。米国でハイテク株の一部には利益確定の売りが出ていたが、国内でも半導体や電子部品関連の売りが継続するか注目だ。

日本時間13日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物6月物は前日の清算値より10円安い2万9570円で終えた。

2021年2月期の連結最終損益が339億円の赤字だった高島屋に関心が集まる。22年2月期は100億円の最終黒字に転換する見込みだが、コロナ禍の収束が見通せないなか、投資家がどう評価するか注目だ。AGCは21年12月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比2.5倍の830億円になると発表しており、好材料といえそうだ。

東証1部に紀文食品が上場予定だ。取引終了後にJ・フロントリテイリング(3086)、東宝吉野家ホールディングスが2021年2月期決算を発表する。海外では、欧州経済研究センター(ZEW)の4月独景気予測指数、3月の米消費者物価指数(CPI)が公表される。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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