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日経平均、米株安が重荷(先読み株式相場)

12日の東京株式市場で日経平均株価は反落か。インフレ懸念が高まるなか、前日の米株式相場の下落が重荷になる。日経平均は前日までの3営業日は戻り歩調にあったが、きょうは幅広い銘柄に戻り待ちの売りが広がりそうだ。円相場や原油先物の動向をにらみながら、日経平均は前日終値(2万8498円)から300円ほど安い2万8200円程度までの下落余地が考えられる。

11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前週末比250ドル(0.7%)安の3万4496ドルで終えた。ニューヨーク原油先物(期近)が約7年ぶりに1バレル82ドル台に乗せるなどインフレ加速による長期金利の先高観からハイテク株などに売りが優勢だった。原油関連などへの買いでダウは上昇する場面もあったが、続かなかった。11日の米国は為替と債券市場がコロンバス・デーの祝日で休場だった。市場参加者が少なく薄商いのなかでダウの値幅が出やすかったという見方もある。

11日の日本時間から欧州時間の外国為替市場では円相場が大きく下落し、1ドル=113円台半ばと、約2年10カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが続いたほか、原油高で貿易収支悪化が見込まれることなども円売りを促した。教科書的には円安は日本の輸出関連株にとって追い風となりやすいが、足元の円安が「悪い円安」と受け止められれば、投資家心理の重荷になることも考えられる。

日本時間12日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は下落した。12月物は前日の清算値と比べ30円安い2万8470円で終えた。

きょうは取引開始前に日銀が9月の企業物価指数を発表する。Jフロント東宝は2021年3~8月期決算を発表する。海外では国際通貨基金(IMF)世界経済見通しの発表がある。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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