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<米国>不動産情報のジロー18%高、業績見通しが市場予想大幅に上回る

【NQNニューヨーク=戸部実華】(コード@Z/U)11日の米株式市場でオンライン不動産情報のジロー・グループが急騰し、前日比17.8%高の194.00ドルで通常取引を終えた。一時は198.49ドルと上場来高値を付けた。10日夕に発表した2020年10~12月期決算で売上高や1株利益が市場予想を上回り、21年1~3月期見通しも市場予想以上だった。決算を受けてアナリストによる高評価が相次ぎ、好感した買いが膨らんだ。

10~12月期の売上高は前年同期比16%減の7億8895万ドルと、QUICK・ファクトセットがまとめた市場予想(7億4050万ドル)ほど落ち込まなかった。住宅売買事業が低調だったが、コロナ禍でネットで物件探しから契約までを手掛けるプレミア仲介サービスが好調だった。月間平均のサイト利用者数は16%増の2億100万人と、10~12月期として過去最高を記録した。

最終損益は4603万ドルの黒字(前年同期は1億121万ドルの赤字)に転換した。販管費などの削減が奏功した。特別項目を除く1株利益は0.41ドルと市場予想(0.28ドル)を大幅に上回った。

21年1~3月期の売上高は10億6900万~11億1200万ドルを見込み、下限でも市場予想(8億9250万ドル)を優に上回る。ジローのエコノミストは「21年の住宅市場は20年よりもさらに強い」(発表資料)との見通しを示した。

決算を受け、シティグループは投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価を130ドルから250ドルに引き上げた。堅調な業績に加え、21年もネットでの住宅購入が増えるとの見方や低金利環境の継続などを理由に業績拡大が期待できるという。スティーブンズは良好な住宅市況を受けた好業績について「十分に拡大する余地を示した」と評価し、目標株価を200ドルから250ドルに上方修正した。

ジェフリーズは在宅勤務の浸透や住宅在庫の増加などを背景に強い住宅市況は今後も続くとみる。予想を上回る実績や見通しは、ネット上でのサービスを強化するジローが最も有利な立場にあることを裏付けたと評価。目標株価を175ドルから215ドルに引き上げた。

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