株、「全部のせ」ECBで売り波及 焦点は景気にシフト
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10日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前日比397円安の2万7848円だった。欧州中央銀行(ECB)による利上げ開始予告を受けた欧米株安が日本にも波及し、金利上昇が逆風になりやすいハイテク株の一角などに売りが出た。株価の先行きを占ううえで焦点は金融政策から景気へと移っていくという声が出ている。
「まさに全部のせだった」。大和証券の末広徹シニアエコノミストは9日のECB理事会をこう総...
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