サムライ債、発行22年ぶり少なさ 今やどの国も低金利
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海外政府や金融機関などが円建てで発行する外債(サムライ債)の発行が急減している。2020年の発行額は1998年以来、22年ぶりの少なさになる見通しだ。新型コロナウイルスの感染拡大への対応で世界各国が金融緩和策を強化し、低金利国が続出したことが背景にある。自国での資金調達コストが低下し、わざわざ日本市場を選ぶメリットが薄れたためだ。コロナ禍に対応した世界的な金融緩和は当面続きそうで、サムライ債の発行...
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