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9月都区部消費者物価、0.1%上昇 1年2カ月ぶりプラス

総務省が5日発表した9月の東京都区部・消費者物価指数(CPI、中旬速報値、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が99.8と前年同月比0.1%上昇した。上昇は20年7月以来、1年2カ月ぶり。宿泊料が前年に政府の「Go To トラベル」事業で下落していた反動で大幅に上昇し、全体を押し上げた。一方、携帯通信料の値下げは引き続き物価上昇の重荷となった。

宿泊料は前年同月比43.1%上昇した。エネルギーは同4.4%上昇と、前月(0.9%上昇)から伸びが加速した。内訳をみると電気代が4.8%上昇と、前月(0.4%上昇)から大幅に伸びた。発電源となる液化天然ガス(LNG)や石炭の価格上昇が影響した。

家庭用耐久財は7.1%上昇した。電気冷蔵庫(15.7%上昇)は、発売直後で値段が高い商品でも顧客の需要が集まっているという。

一方、通信料(携帯電話)は前年同月比44.8%下落した。携帯電話大手が提供するオンライン専用の新料金プランや、データ大容量プランの値下げが影響した。

生鮮食品を含む総合は100.1と前年同月比0.3%上昇した。上昇は20年9月以来、1年ぶり。産地の日照不足や長雨に伴う出荷量の減少でレタスなど生鮮野菜が11.6%値上がりした。まぐろなど生鮮魚介は4.9%上昇した。まぐろ(10.8%上昇)については、新型コロナワクチンの接種進展などに伴う経済の再開で米国や中国で牛肉価格が上昇し、たんぱく質の代替需要が集まったようだ。

生鮮食品とエネルギーを除く総合指数は99.7と前年同月から0.1%下落した。下落は6カ月連続だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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