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<米国・時間外>ウーバー大幅安 利用者数は市場予想下回る

【NQNニューヨーク=戸部実華】(コード@UBER/U)4日夕の米株式市場の時間外取引で配車サービス大手のウーバーテクノロジーズが大幅安となっている。通常取引を前日比2.3%安の41.81ドルで終えた後、一時は終値を9%下回る38ドル台前半まで売られた。4日夕に発表した2021年4~6月期決算は市場予想を上回る増収だったが、調整後のEBITDA(利払い前・税引き前・償却前損益)の赤字幅が市場予想より大きかったうえ、利用者数は市場予想に届かず、嫌気した売りが膨らんだ。

4~6月期の売上高は前年同期の2.1倍となる39億2900万ドルとQUICK・ファクトセットがまとめた市場予想(37億6000万ドル程度)を上回った。前年同期は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で落ち込んだ配車事業が2.1倍となり、「ウーバーイーツ」など料理宅配サービス事業は2.2倍となった。ただ、ウーバーのプラットフォームの月間利用者数は1億100万人と市場予想(1億800万人程度)を下回った。

最終損益は11億4400万ドルの黒字(前年同期は17億7500万ドルの赤字)に転換した。もっとも、収益性の指標として注目される調整後のEBITDA(利払い前・税引き前・償却前損益)は5億900万ドルの赤字と赤字幅は市場予想(3億2170万ドルの赤字)を大幅に上回った。ドライバーの確保などのコスト増が響いた。1株損益は0.58ドルの黒字と、市場予想(0.52ドルの赤字)を上回った。

7~9月期の調整後のEBITDAは1億ドル未満の赤字を見込む。市場は9120万ドル程度の赤字を予想している。会社は10~12月期には調整後のEBITDAの黒字化を見込むという。

このほか、時間外取引でコンテンツ配信ネットワーク(CDN)のファストリー(@FSLY/U)が急落している。4日夕に発表した21年4~6月期決算で特別項目を除く1株損益の赤字幅は市場予想より小さかったが、売上高は市場予想をやや下回った。あわせて示した7~9月期と12月期通期の売上高見通しは市場予想に届かず、1株損益の赤字幅は市場予想より大きかった。6月に生じた大規模なシステム障害の業績への影響が続くといい、嫌気した売りがかさんだ。

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